個人差はあるものの2歳で始まるイヤイヤ期。魔の2歳と言われてる意味がわかりますよね。毎日子どものイヤイヤで疲労困憊だと思います。
今回はイライラがピークになって子どもを叩いてしまったり、子どもへの接し方がわからない、子どもが友達を叩いてしまうときはどうしたらいいかをお話していきますね。少しでもイヤイヤ期を乗り切る手助けになればと思います。
・子どものイヤイヤ期の接し方
・イヤイヤ期で友達を叩いてしまったら
を紹介します。
イヤイヤ期のイライラで叩いてしまう!
自分と子どものタイプがあまりにも違うと行動パターンが理解できずにイラっとします。性格が似ていると、こんなもんかと受け入れやすいんです。
絶対思い通りにならないと思うことで少しはイライラが抑えられます。
とていっても家の中でずっと一緒だとイライラがとまりませんよね。そんなときは一時預かりの託児所やベビーシッターを利用して子どもと2時間でも離れてみてください。パパや両親でもいいですが託児所などのほうが気兼ねなく預けられます。疲れをリセットまではいかないですが息抜きになってママにとっても子どもにとってもいい影響を与えてくれると思います。
一緒に行く地域の遊び場や公園などはイヤイヤが出ると逆に疲れてしまうのでこういう時は避けたほうが無難です。自分の気持ちに余裕ができるようにしてみてください。
叩くとその場は言うことを聞くかもしれませんがどうして叩かれたのかはわからず痛さと恐怖だけが残ってしまいます。自分の気持ちに余裕が生まれればまた言ってるよ~と叩いてしまうまでのイライラを避けられる可能性が高くなりますよね。
イヤイヤ期は受け身だった赤ちゃんから自己主張ができるようになってきている成長のしるしです。いつかは終わると思ってうまく息抜きするようにしてくださいね。
子どものイヤイヤ期の接し方
もやもやした不安な気持ちをしっかり受け止めてあげるようにしてあげることが大切です。何でもイヤイヤといわれると怒鳴ってしまいたくなりますよね。
でも怒鳴ると子どもは余計に反抗してきます。怒鳴る前に具体的に言ってあげると聞き入れてくれやすいです。「片付けなさい」ではなく「車はここにいれようね」などです。「ご飯食べ終わったらお買い物いこうね~。」など日頃の生活の中で何かするときは前もって言っててあげることも大切です。そうすると心づもりができるので次の行動にうつしやすくなります。そして大切なのが少しでもできたら思いっきりほめてあげることです。思い切り肯定してあげることでお母さんに認められたと感じるでしょう。そうすることでのちのち挫折したときに自分自身を肯定できる土台になります。親ばかと思うほどほめてあげてください。
反応を伺いながらわざと嫌がるイタズラをしたときは「こんなことをされたらママかなしくなっちゃうよ。」としっかり教えてあげてくださいね。
何度もすると思いますがやっていいこと悪いことえお理解していく時期です。根気よく教えてあげてくださいね。
あとはママとパパとの価値観を同じにしておくことも忘れないようにしてくださいね。やってはいけないことがちぐはぐにならないよう、またお互いぶれないようにも気をつけましょう。
もう1つ、叱る役と甘やかす役が分かれないようパパにもしっかり育児に参加してもらえるよう伝えられたらいいですね。
イヤイヤ期で友達を叩いてしまったら
友達を叩いてしまったらとっさに叱ってしまいますよね。相手があることですから仕方ないことです。
でもおもちゃを取られたなど理由がわかるときはまず、子どもの気持ちを代弁してあげてください。「おもちゃ取られて悲しかったんだね。」その後で「でもお友達を叩くことはいけないんだよ。叩いたら痛いでしょ。」と具体的に教えてあげてください。
理由がなく叩いたり、おもちゃを取ってしまったりするときは一緒に遊びたいけど言葉や態度の出し方が分からなかったり恥ずかしくて出来ないときなどに構ってほしくてしてしまう場合が多いです。そういうときも「一緒に遊びたかったのかな?」と子供の気持ちを引き出し「〇〇したかったんだね」とママはわかってるよということを伝えたうえで、叩いたらいけないことを教えてあげてください。
手を出すまえに阻止できたら「手をださなかったね。偉かったね。」っとほめてあげてください。すぐとまではいきませんがだんだんと手を出さなくなってきます。
また友達と遊びたい子、一人で遊びたい子など子どもによって性格がちがいます。無理はさせずにその子のペースにあわせてあげることも大切ですね。
まとめ
いろいろお話しましたがそう簡単にはいきません。魔の2歳児です。手をかえ品をかえうまく乗せて乗り切るしかありません。
でも1番大好きなのはお母さんです。それだけはわすれないでくださいね。イヤイヤ期はほとんどの子どもがやってきます。同じ大変な思いをするならイライラして過ごすより気持ちに余裕をもって、1つ1つ子どもの反応と成長を楽しんで向き合えたらいいですね。