スーパーや道の駅などにたくさんの青梅が並んでいるのを見つけると、
いつも自分で梅をつけてみたいなぁって思ってたんですよね。
でもなかなか行動に移せず気づいたらスーパーの大量の梅もきえているんですよね。
そこで今年こそ!はと思い切って梅酒を漬けることにしました。
いざ梅を買いに~と思ったところまではよかったのですが早速梅選びに苦戦・・・。
ということで今回は、
梅酒を漬けるための梅ってどんなのがいい?
梅酒の梅って斑点があっても大丈夫?
梅酒のビンの大きさはどんなのがいい?
を紹介していきます。
梅酒を漬けるための梅ってどんなのがいい?
大きな袋に大量に入った青梅。
いざ買おうと手に取ると、思ったよりも小さかったり粒の大きさがバラバラだったり、
ビニールの中で蒸れてたりしたんですよね。
梅酒の梅と言ったらチョーヤ梅酒の梅しか知らないので、
まさしく「思ってたんと違う・・・」でした。
やっぱり梅酒を漬けるための梅には選ぶときの大事なポイントがあるようです。
・傷がないものを選ぶ
・未熟な実や熟しすぎた実は選ばないようにする
梅の実は鮮度が落ちるのが早いので少しでもサイズが大きいものを選ぶといいようです。
青梅がお店に並びはじめたからとすぐ買わないで、大きな実が並びはじめてから手に入れるのがおすすめですよ。
梅の収穫期間は約1ヶ月ほどあります。
1ヶ月もあるんだったらそんなにあせらなくて大丈夫ですね^^
また、梅に傷があると漬けている間に実がドロドロになってしまって出来上がりの梅酒が濁ってしまい味も落ちます。
さらに腐る原因にもなってきます。
昔にできた傷が大きなかさぶたになってたり、収穫の時についたであろう生傷がある梅は梅酒には向かないようです。
(小さいかさぶたや梅の軸をとろうとしてついた小さな傷なら許容範囲のようですよ)
梅は収穫後もだんだん熟してきます。買ったらすぐ梅酒にしてくださいね。
どうしてもすぐ加工できないときは新聞紙に包んで涼しいところに置くようにしてください。
ちなみに冷蔵庫に入れると低温障害を起こしてしまい茶色く変色したりしてしまうかもしれないので
やめておいたほうがいいですよ。
梅酒の梅って斑点があっても大丈夫?
いざ梅酒を作ろうとまじまじと梅をみると表面に茶色いシミみたいなものから、黒い斑点のようなものまで見つけてしまって
こんな梅は使っていいものなのか・・・と急に不安になるんですよね。
梅酒のレシピにはきれいな梅を使うと書かれているし。
長い期間が梅酒を仕込んで失敗したってなるとがっかりではすまない気がします・・・。
これは「黒星病」や「すす班病」という雨によって感染する病気のようです。
雨によって枝の病斑から流れ出た菌が実に流れて感染してしまう病気ですが、
食べても害はないです。
見た目が悪くなるので農薬を使って斑点が出ないようにしている農家が多いようですが、
農薬を使っていない梅のほとんどに黒い斑点がでるようです。
黒い斑点があるっていうことは農薬が使われていない、もしくは少ない量で栽培されているということなので
逆に安心ですよね。
梅は漬ける前によく洗い一晩水につけてアク抜きをして乾かしてから漬けるといいですよ。
梅酒のビンの大きさはどんなのがいい?
梅を漬けるビンってサイズがたくさんあってどれがいいのかわからないですよね。
はじめてならなおさらです。
ビンの大きさに迷ったら、作る量にあったビンの大きさを選ぶようにしましょう。
失敗が少なくなります。
・梅500g →2Lビン
・梅1Kg →4Lビン
・梅1.5kg →5Lビン
・梅2Kg →8Lビン
を目安にしてください。
あまり重いと取り扱いが大変なので、4か5Lまでのビンがおすすめです。
漬けている間に中身が大きく増えたりはしないですがビンの容量には少し余裕があるもの、内蓋が付いたものがいいですよ。
取っ手がついているとさらに便利です。
値段は少し高くなりますが、長い期間漬けるので買うなら国産のしっかりしたビンがいいようです。
ビンは発酵や温度差による気体膨脹によって中の圧力が高まって破裂してしまう危険があるので、
完全に密封されないようになっています。
なのでビンを振ったり横にして保管しないようにしてくださいね。
密封できるビンもありますが、
2~3日に1回ぐらいフタをゆるめて空気を抜くようにしてください。
(密封ビンの中には中のガスを外に逃がす機能も兼ね備えてられているものもあります(脱気機能))
また耐熱ガラスではないビンがほとんどなので熱湯消毒するときは確認が必要です。
まとめ
はじめての梅酒作り。
どんな梅酒ができるのかわくわくします。
かわいいビンに少しづつ作って違う熟成期間の梅酒や違うお酒で漬けたもの
を楽しむなどアイデアが広がります。
おいしい梅酒ができるといいですね。
梅酒を漬けた後はぜひこの記事も読んでみてくださいね~
⇒梅酒の梅は入れたままでいい?取り出した後の梅の保存方法は?