雨が多くなる梅雨の時期ってじめじめして気持ちまでどんより。
部屋の床のフローリングや畳なんか歩くとベタベタと湿っぽいんですよね。
うっかり落ちてるビニール袋なんて踏んだらどこまでもへばりついてきてイライラします^^;
そんな部屋のじめじめを少しでもなくしたいんですが、
雨が降っているときに換気をするとカビが生えてしまうって聞いたことがあるんですよね。
気になったので調べてみました。
今回は、
・雨のときの換気がカビの原因になる?
・雨のときのカビ対策は?
・雨が降ると部屋が臭いのはなぜ?
を紹介します。
雨のとき換気がカビの原因になる?
私は部屋を閉め切るより窓を開けるほうが好きなので、雨でもすぐ窓をあけるのですが旦那に
カビが生えやすくなるから雨のときは窓は開けないほうがいいって言われるんですよね。
旦那に言われるとちょっとイラッとする(笑)のでホントかどうか調べてみました。
実際、雨のときの外と部屋の中を湿度計で計ってみました。
部屋の湿度は80%、外は85%でした。
外のほうが少し高いですが、思ったより部屋の中も高かったです。
当然、窓をあけると外の湿度に近づきますよね。
でも気をつけないといけないのは洗濯物の部屋干しや料理をしたときなんですって。
洗濯物を干したり、料理をしたりして水蒸気が出ると部屋の湿度があがって、
換気をしないと外より湿度が高くなってしまいます。
洗濯物を干したり料理をするときは必ず換気扇を回すか除湿機やエアコンなどでなるべく除湿したほうがいいですね。
じゃあカビができるのってどんなとき?って思いませんか?
カビができるにはいくつか条件があるようです。
25℃ぐらいが一番カビができやすい温度です。
温度が30℃以上になってくるとカビができにくくなるようです。
・湿度が70%以上
湿度が高ければ高いほどカビができやすくなります。
・養分
食べかすやフケ、垢、石鹸カスや壁の塗料などあらゆるものが養分になります。
・酸素
真空状態だとカビもできません。
これらの条件がそろえばカビができる可能性がぐんと上がります。
逆にカビができる条件さえ揃わないように気をつけられれば、
雨の日の換気だけでそんなに神経質にならなくてもよさそうですね。
雨のときのカビ対策は?
梅雨の時期はカビができる条件にピッタリですが、少しでもカビができないようにしたいですよね。
簡単にできるカビ対策を紹介します。
【湿度を下げる】
・エアコンをつける
・除湿機をつける
エアコンや除湿機は扇風機と一緒に使うと効率がいいですよ。
【カビの養分を断つ】
・こまめに掃除をしてカビが繁殖する栄養分をなくす
・お風呂場やキッチンなどなるべく水分を残さない
【カビができる前に予防する】
・消毒用エタノールやハイター(次亜塩素酸ナトリウム)でカビができる前に除菌する
・浴室などのタイルの目地にカビ予防剤や防カビ塗料、ロウなどをぬっておく
エタノールでカビの予防ができるって新しい発見でした。
スプレーボトルに入れてまんべんなくスプレーするだけでタンパク質を分解してくれるので、
カビの除去には効果が期待できるそうです。
ですが、エタノールではできてしまったカビを落とすことはできませんのであしからず。
ハイター(次亜塩素酸ナトリウム)は水:ハイターを3:1で薄めて使ってください。
お風呂場などスプレーボトルに入れてスプレーし5分ほどおいたら水で流してください。
畳などを拭くときは布を固く絞って拭いた後必ず水拭きをしてください。
ハイターはきつい溶剤です。
使うときは換気やメガネ、手袋着用などくれぐれも気をつけてくださいね。
水分や汚れを全くゼロにするっていうのは難しいですが、湿気を60%以下にすることを心がけるとぐんと
カビ対策になりますね。
雨が降ると部屋が臭いのはなぜ?
雨が降ると必ずっていっていいほどにおいだすんですよね。
独特な湿気たようなカビっぽいようななんとも言えないにおい。
原因が分かれば何か対策できるかも!っていうことでいくつか臭う原因になりそうなことを上げてみました。
・洗面所やお風呂、キッチン、トイレなどの排水口。
・畳やカーペット、カーテンなどのカビのにおい。
・ゴミを放置しているときのゴミのにおい。
・ペットのにおい。
・トイレのにおいや汗のにおいなど色んなにおいが混ざりあったにおい。
など。
雨が降ると換気が十分にできず、部屋の湿度も上がって家の中ににおいがこもりがちになります。
においを少しでも軽減させるためには排水口などのこまめな掃除やカビ予防が重要ですが、
簡単にすぐできる空気の流れを作る換気がおすすめです。
空気が流れやすい窓の開け方を紹介しますね。
「対角線上に窓をあけ、1つは15㎝ほどもう1つは全開にする」
だけです。
1ヶ所だけ窓を開けても空気は流れません。
窓をあけて換気するときは窓は2ヶ所開けて空気の流れを作るようにします。
換気扇をつけるときも窓をあけると新しい空気が外から自然に入ってきてくれますよ。
空気が流れにくいときや窓がないときは扇風機などを使ってみてください。
天気がいい日には押入れ、クローゼット、シンク下などを開けて換気をしておくのもおすすめです。
まとめ
雨が続くと気分もどんよりします。
カビなんか発見したら気分は最悪ですよね。
そうならないためにもカビ予防はしっかりとしたいものです。
雨のときはなかなか難しいですが、なるべく湿気をためないように空気が流れる換気方法や家電を取り入れて
憂鬱な長雨をのりきりましょう。