書道の授業って小学校の3年生からはじまるんですよね。
2年の終わり頃にに学校から書道道具の申込み用紙を持って帰ってきたので見てみると、
かばんやら筆やら硯やらの種類や値段がありすぎてどれがいいかとか全く
わからなかったんですよね。
参観のときに実物がいくつか展示してあったんですが、実際みてもピンとこなくて
使うなら値段が高くてもいいモノをとも思うし、
初めてならそんな上質じゃなくてもいいんじゃないかなとかも悩んでしまって
なかなか決まらなかったんですよね。
そこで今回は、
小学生の習字道具はどれがいい?
小学生の習字の筆のサイズのおすすめは?
小学生の習字の硯のおすすめは?
を紹介していきます。
小学生の習字道具はどれがいい?
書道の先生や先輩ママに聞くと、
1ヶ月に1、2回の小学校の「授業」でしか使わない程度なら筆の善し悪しや墨汁の品質などはありますが、
多少道具の違いでは出来栄えにそう影響はでないようです。
なので、筆や硯、文鎮など必要なものがそろっている「基本セット」でいいと思います。
ですが、使いやすいことや持ち運びを考えると
・かばんは大きく開くこと(フルオープン)ができるもの
・布製ではないもの
・下敷きは線入りがおすすめ
・子どもが気に入ったデザインのもの
をポイントに選んであげるといいようです。
かばんが大きく広げられれば道具の出し入れがしやすく、万が一墨汁がこぼれても拭きやすいです。
また、撥水加工されているものもありますが、布製のかばんは墨汁がこぼれてしまうとシミになりやすいので避けたほうが無難です。
そして1番は子どもが気に入ったデザインのものを選んであげるといいですね。
そこまでこだわりがなければ長く使えそうなシンプルなデザインのものがおすすめです。
はじめて使う習字道具、買うなら使いやすくコスパがいいものがいいですよね。
ちなみに「呉竹」や「あかしや」「サクラ」などのメーカーから習字セットが販売されています。
呉竹は、書道用具、あやしやは、書道用筆、サクラは画材の会社です。
それを踏まえて選んでみてもいいかもしれませんね。
小学生の習字の筆のサイズのおすすめは?
基本セットの中に入っている筆でももちろんいいですが、筆だけでも別売りのモノを買うなら
値段は1000円前後~3000円くらいまでの筆がいいようです。
筆の太さの号数はメーカーによって違うので一概には言えませんが、
小学生の場合は半紙に4文字ぐらいまでしか書かないのでだいたい3~5号(軸の直径1~1.3㎝くらい)の太筆、
名前用の筆は8号(軸の直径0.6㎝)ぐらいの細筆がおすすめです。
穂先の長さは短めの短鋒~中鋒が思ったように動かせて、
毛の種類は柔らかすぎない何種類か混ざっている毛(兼毫毛)か馬が書きやすいようです。
色々あげましたが言えるのは、どんな筆でもの手入れの仕方で書きやすさや寿命が全然違ってくるということです。
高価な筆はもちろんそれなりの価値はありますが、高価ではなくても十分書きやすい筆もあります。
何本か試して使いやすいものを選んでみるのもいいですね。
小学生の習字の硯のおすすめは?
習字セットの見本の展示をみると硯がプラスチックになっているものもあってびっくり!
私の子どものころは硯は硯石が当たり前だったので少しカルチャーショックを受けました。
少し話はそれましたが、プラスチックの硯か、硯石か迷いますよね。
結論からいうとどちらでも小学校で使うには不便はないようです。
プラスチックの硯は軽さと手入れのしやすさがメリットですが、
墨をすって使うなら硯石がいいですね。
プラスチックの硯と石の硯、それぞれの良さや短所があります。
子どもと話し合って決めてくださいね。
まとめ
はじめて使う習字道具。
まずは、セットになったものを使ってみてもいいかもしれません。
そういうときは成長に合わせて徐々に道具のレベルアップをしてあげるといいですよ^^